コロナ禍の働き方に関するアンケート調査
ヒューマネテックアンケート調査レポート

コロナ禍の働き方に関するアンケート調査

コロナ禍を経て、社会のあり方や働き方も大きな変化を余儀なくされました。飲食や小売業を中心に緊急事態宣言の影響を大きく受けた産業も多い中、IT関連の業務に携わるシステムエンジニアにはどのような影響があったでしょうか。
ヒューマネテックは登録しているエンジニアを対象に、コロナ禍の働き方に関してアンケート調査を実施しました。


【調査概要】
・調査対象:ヒューマネテックに登録しているエンジニア
・調査時期:2021年12月
・調査方法:インターネットによる任意回答
・調査人数:23名


Q1:コロナウイルスのワクチンは摂取しましたか?

ワクチンを摂取していない方が4名、2回摂取した方が19名でした。


Q2:コロナ禍前と現在で技術やスキルの幅を広げる事に対しての関心はどう変わりましたか?

関心が高くなった方が過半数を超え、関心が低くなった方は0でした。社会全体が不安定なコロナ禍において、より技術を高める必要があると感じたエンジニアが多かったようです。


Q3:コロナ禍でリモートワークを経験しましたか? 

今回、調査に参加されたヒューマネテックで派遣社員として働かれている全ての方がリモートワークを経験した、と回答されました。これだけ定着したリモートワークは仮にコロナ収束後も切っても切り離せない新しい働き方と言えるでしょう。


Q4:出社勤務と在宅勤務に関して以下のどれがお気持ち/希望に近いですか?


フル出社を希望される方はいらっしゃいませんでした。リモートワークが7割以上を希望される方が大半という結果になりました。

具体的な理由もお答えいただきました。

フルリモートが良いと回答

・移動の手間がないから
・月一度の出社で不自由を感じないため
・身内がコロナ感染した経験があり、他人との接触を避けるため
・出社勤務では感染される可能性がゼロではないため
・家族に老人がいるため感染したくない
・通勤がかったるくなくていいから
・出社するメリットを感じられない
・コロナ感染リスクの回避。私用時間の有効活用
・通勤時間なくなった、交通費も不要
・通勤にかかる時間を削減でき、またZOOMなど新しいやり取りの形もでき効率的なため
・出社時間をそのまま業務に充てることができるため
・通勤が不要のため
・満員電車を乗り越えなくて良いのはありがたいため
・仕事、育児、家事の両立がしやすいから
・朝時間にゆとりがあるのが良い
・在宅できる業務であれば作業効率がよいため

在宅2-3割、リモート7-8割が良いと回答

・通勤時間が無くなる為に時間が有効に使える利点がある。またその反面勤務後のコミュニケーション不足のマイナス点を補うため、100%ではないリモートワークが理想と考える。
・出社したほうが効率が良い作業とそうでもない作業の配分が2:8程度
・1年半ほどフルリモートワークしてきた経験より、リモートワークは「通勤がなく、自由時間が1日に3時間近く増えたことでQOLが向上した」という大きな利点があるものの、一方で「運動不足」や「職場の方と直接会わなくなり、以前は雑談レベルでできていた情報共有ができなくなった」というデメリットも感じるため。
・精神・肉体的なバランス、フィジカルで可能な情報収集の量
・業務がやりずらい点もあるため。また、在宅だと個人経費がかかるため。(光熱費、ネットワーク他)

在宅7-8割、リモート2-3割が良いと回答

・出社が必要な作業がある、煩雑な説明は直接担当者と話した方が誤解が少ない、担当チームが同じ曜日に出社しているので、上長の指示を仰ぎやすい


Q5:リモートワークによって、業務の生産性に変化はありましたか?

リモートワークでも変化がない方が12名で一番多く、生産性が上がった方が9名、生産性が下がった方が2名という回答でした。業務への高い集中力が必要とされるエンジニアにはリモートの働き方が合致した結果と言えるでしょう。


Q6:リモートワークで良かった事や便利な事はありましたか?(複数回答可)

多くの方が通勤にストレスを感じられるようです。また、外食費が下がったり、自分の時間の都合がつきやすくなったという回答も多く見られました。


Q7:リモートワークで困った事や不便な事はありましたか?(複数回答可)

リモートワークでは運動不足を気にされる方がほとんどという結果になりました。そのほかに多いものはプライベートと仕事の切り分けがなくなったという回答でした。


Q8:ご自宅のネット環境についてお聞かせください。どのような方法でネットワークに接続していますか?

ご自宅のwifiを利用されている方が一番多い結果となりました。社用携帯や勤務先から貸し出されているモバイルwifiを利用されている方は3名でした。


Q9:リモートワークにて、どのようなセキュリティ対策を行っていますか?(複数回答可)

複数の方法でセキュリティー対策をされている方がほとんどという回答になりました。


Q10:出社時の昼食はどうされていますか?(複数回答可)

今回フルリモートの方が10名おりましたので、出社する機会のある方(13名)で一番多い回答は外食でした。


Q11:リモートワーク時の昼食はどうされていますか?(複数回答可)

リモートワークでの昼食は自炊している方が多いという結果でした。自分の時間をうまく利用して節約されているのかもしれません。


Q12:現在どのSNSを使用されていますか?(複数回答可)

意外にもSNSをされていない方が9名で一番多いとの回答でした。使用されているSNSはFacebook、Instagramの順となりました


まとめ

今回の調査で、コロナ禍を経てのエンジニアの意識変化や成長意欲、リモートワークへのニーズやその理由、リモート環境への業務適合性について知ることができました。今後も登録エンジニアへ定期的にアンケート調査を行い、レポートを公開してまいります。