第30回:インタビュー
大手鉄道企業 ネットワークエンジニア業務
矢口さん(仮名)
ヒューマネテックの派遣社員として活躍している方に、求人案件と実際業務の実態や、働いてみての本音をうかがう、ヒューマネテック派遣社員の実態・本音インタビュー。
第30回は、ネットワークエンジニア業務に携わる矢口さん(仮名)です。
矢口さん(仮名)
勤務先:大手鉄道企業
これまで様々なインフラ業務をご経験されており、ネットワーク経験が活かせる今回のお仕事に就きました。
ヒューマネテックに応募された際の求人内容についてお聞かせください。
ー何の職種の求人でしたか?
ネットワークエンジニアの求人でした。
ーどのような企業への派遣でしたか?
大手鉄道会社のインフラ部署への派遣でした。
ーどのような業務の募集でしたか?
通信状況の把握や分析、ネットワーク機器故障時の調査などを行う業務でした。また、障害を未然に防ぐための改善施策の検討なども含まれていました。
ーどんな知識・技術・経験が求められましたか?
ネットワーク全般の基礎知識に加え、障害対応の経験が求められました。さらに、冗長化やIPsecといった深いネットワーク知識、Zabbixなどの監視ツールの利用経験も必要でした。
現在(実際)の業務についてお聞かせください。
ー具体的にはどのような業務でしたか?
実際の業務内容も、ほぼ求人に記載されていた内容と同様でした。
ーどのような製品の、どんな具体作業に携わりましたか?
主にCiscoとFortiGate製品を扱っており、SD-WAN環境でのコンフィグ設定作業などを担当しています。また、Zabbixを利用した障害調査なども行っています。
ー現場ではどのような管理ツールを使用しましたか?
ネットワーク管理や監視にはSD-WANとZabbixを使用しています。グループウェアとしてはMicrosoft 365のTeamsを活用しています。
ー何かシステムは導入しましたか?
新たなシステム導入は行っていません。
実際にやってみて苦労した事や大変だった点についてお聞かせください。
ーどのような課題がありましたか?
特定の場所でネットワークダウンが頻発しており、その明確な原因を突き止める必要がありました。
ー課題に対してどのように取り組まれましたか?
まずは関連データを収集し、その日の天候や通信状況をグラフ化して分析を行いました。地道なデータ分析を重ねることで、徐々に原因の傾向をつかむことができました。
実際にやってみてやりがいを感じた事や面白みを感じた点についてお聞かせください。
ーどのような成果がありましたか?
データ分析を通じて、障害発生との因果関係を明確にすることができました。
ーそれによってどのような経験が得られましたか?
数字だけでなく、データをグラフ化することでより分析しやすくなり、視覚的にわかりやすく伝えることの重要性を学びました。
求人案件を通じての感想をお聞かせください。
ー案件を通じて成長した(スキル、キャリアアップ)と感じる事はありますか?
はい。特にSD-WANの環境に携われたことは、自身にとって大きな経験になりました。
ー具体的には何が得られたと感じましたか?
GUIベースでのSD-WANの操作や設定を実際に行えた点が大きな収穫でした。
ヒューマネテックで働いている感想についてお聞かせください。
ーヒューマネテックに決めた理由はなんですか?
業務内容が自分のスキルに合っていたことと、条件面(報酬など)に納得できたためです。
ー今もヒューマネテックを継続して働いている理由はなんですか?
社会インフラを支える非常に重要な業務に携われること、そしてその緊張感が自分に合っていると感じているからです。
ーヒューマネテックで実際に働いてみた上での満足度を教えて下さい。
※5段階評価でお応えください。
(5:大変満足、4:満足、3:どちらとも言えない、2:やや不満、1:不満)
3:どちらとも言えない
ーその満足度評価となった理由をお聞かせください。
業務内容や給与などの条件を重視して仕事を選んでいるため、派遣会社によって大きく変わるとは感じていません。同じ条件の仕事を複数の派遣会社で比較することができないため、現時点ではヒューマネテックならではの優位性を十分に実感する機会がなく、可もなく不可もなくという評価です。
ヒューマネテックに登録いただく以前の求人案件についてお聞かせください。
ー過去にギャップを感じる案件はありましたか?それはどのような案件でしたか?
セキュリティソフト開発会社の情シスとして勤務していましたが、チーム全体がインフラ(特にネットワーク)に関する知識に乏しく、スキルアップにつながる環境ではありませんでした。
ー実際に働いてみるとどんな業務内容でしたか?
障害対応、キッティング、ユーザーサポート、電話対応など、幅広い業務を担当していました。
ーどの点に最もギャップを感じましたか?
セキュリティを重視する企業でありながら、インフラ面の整備が十分でなかった点にギャップを感じました。
ーこのようなギャップを生まない為には何が大切だと思いましたか?
向上心と学ぶ姿勢を持つこと、そしてわからないことを素直に「わからない」と言えることが大切だと感じました。


















